構造計算適合判定資格者検定とは?
建築に関する専門的な知識が必要な構造計算適合性判定員は
国土交通省令で定めている構造計算適合性判定資格者検定を
受けなければなりません。
ただし、構造計算適合性判定資格者検定を受けるには
応募条件があります。
構造計算適合性判定資格者検定応募条件
一級建築士免許を取得してる事。
そして、5年以上の実務経験がある事としています。
単に一級建築士としての実務経験ではなく、
構造計算適合判定関連の実務経験です。
具体的には、実際に構造設計の業務を行っていた経歴や
構造設計の審査をしていた経歴などです。
経歴審査である構造計算適合性判定資格者検定は、
一級建築士とプラスアルファの経歴が必要と言う事に
なります。
ただしこの5年の経歴はトータル期間で良いとされています。
仮に一級建築士合格前の経歴でもカウントして
良いという事です。
検定はどのくらいの頻度で行われる?
法律(建築基準法)では、
建築基準適合判定資格者検定は、毎年一回以上行う。
…とありますが、実際は年3年に一回となっています。
頻度が少ない理由は受験者数で決まるようです。
開催に必要な応募人数が集まらないからです。
因みに前回は平成27年11月12日に行われ、
748名の応募がありました。
なので次は平成30年になると思われます。
この平成27年の合格者数は164名で合格率が22.4%でした。
こうした検定日や検定場所は、国土交通大臣が官報で公告します。
受験の申し込みは、住んでいる都道府県の知事経由で行います。
受検手数料の額は、三万円です。
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